ディスクの管理から自由にパーティションを作成する方法

Windows VistaやWindows 7では、ディスクの管理画面からプライマリパーティション、ロジカルパーティションといったパーティションを自由に作成することができなくなっていますが、絶対にできないわけではなく、ちょっと工夫すれば可能です。ただ、結構手間がかかりますので、本来はdiskpartコマンドを使う方が簡単です。それでもコマンドは苦手とか、どうしてもGUIでやりたいという人のために、ディスクの管理画面で自由なパーティション構成を実現する方法をお教えします。

例として、次のようなパーティション構成を実現する方法を解説します。

この例では2つ目のパーティションとして拡張パーティションを作成し、その中に2つのロジカルパーティションを作成しています。普通にパーティションを作成したのでは2つ目のパーティションはプライマリパーティションとなり、このような構成は実現できません。ここで考慮すべき規則は、最初の3つのパーティションはプライマリパーティションになり、4つ目以降はロジカルパーティションになるということだけです。
具体的な手順は次の通りです。

1) 普通に1つ目のパーティション (プライマリパーティションP-Partition1) を作成します。これは問題なくできます。


2) 2つ目のパーティションとして、目的の拡張パーティションと同じサイズ (=2つのロジカルパーティションの合計サイズ) のパーティションを作成します。このパーティションはプライマリパーティションとして作成されます。なお、このパーティションは後で削除しますので、ここではフォーマットする必要はありません。


3) 3つ目のパーティションとして、目的とする2つ目のプライマリパーティション (P-Partition3) よりサイズを小さくした (適当なサイズで、このパーティションの後ろにもう1つパーティションを作成できるだけの空きを残しておきます) パーティションを作成します。このパーティションはプライマリパーティションとして作成されます。


4) 2つ目のパーティション (最終的に拡張パーティションとしたいパーティション) を削除します。


5) 一番後ろに残しておいた空き領域にパーティションを作成します。このパーティションは後で削除しますので、ここではフォーマットする必要はありません。


6) 2つ目のパーティションを削除した空領域に1つ目のロジカルカーティション (R-Partition1) を作成します。このパーティションは4つ目のパーティションなので自動的にロジカルパーティションとなり、空領域全体が拡張パーティションとなります。


7) 拡張パーティションの空領域に2つ目のロジカルパーティション (R-Partition2) を作成します。


8) 一番後ろに作成したプライマリパーティションを削除します。


9) 後ろのプライマリパーティション (P-Partition3) を残り領域全体まで拡張します。あるいは、いったんこのパーティションを削除して空領域全体にパーティションを作成してもよいです。


これで完成です。
このようにパーティションを作成したり削除したりといった手間はかかるものの、ちょっと工夫すれば、希望する構成のパーティションを作成することができます。

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このページは、PCなんでも屋店長が2010年11月14日 21:25に書いたブログ記事です。

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